☆可処分所得とは
社会人として働き始めると、毎月給料がもらえますが、月給として提示された額を全て受け取ることができるわけではありません。
毎月受け取る給料の総額は俗に額面(がくめん)と呼ばれ、そこから税金や社会保険料などが差し引かれた金額が手取りです。この手取りの金額を可処分所得と言います。
「処分することが可能な所得」という意味合いで、実際に受け取り、生活費や貯蓄、娯楽など自由に使えるお金となります。
★給与収入金額−(社会保険料+所得税+住民税)=可処分所得
いっぽう、個人事業主の可処分所得は、収入金額から収入を得るための支出額を差し引いた残額です。収入を得るための支出には仕入(売上原価)や諸経費だけでなく、所得に対する税金や社会保険料も含まれます。
★収入金額−(売上原価・諸経費+所得税等の税金+国民年金等の社会保険料)=可処分所得
また、借入金の返済について多くの場合、額面年収に対していくらまでであれば返済できるか、と考えますが、できれば可処分所得をもとに考える方が良いでしょう。
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