ふるさと納税
先日、友人から「自分の田舎に寄付をするふるさと納税ってのがあるんだって?税金がいくらか安くなるらしいけどどういう制度なの?」といった質問を受けました。
ふるさと納税とは、ふるさとへの寄付金のことで、その金額に応じて所得税と住民税から一定の控除を受けることができる制度です。
ここでいう「ふるさと」とは自分の出身地に限らず、全国どこの都道府県、市区町村でも対象になります。例えば浜松市に住む人が名古屋市に寄付した場合、浜松市の住民税が減額され、名古屋市に納税したのと同じ効果が得られます。また、この寄付金控除を受けるには、地方公共団体が発行する領収書を添付して確定申告をする必要があります。
具体的には下記の算式で計算します。
・所得税
(寄付金-2,000円)×所得税率=控除額(A)
・住民税
基本:(寄付金-5,000円)×住民税率=控除額(B)
特別:(寄付金-5,000円)×(90%-所得税率)=控除額※(C)
※住民税所得割額の10%が限度となります。
・控除額合計 (A)+(B)+(C)
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