☆退職金の税金について
退職金にかかる税金は、長年の功労に報いるために他の所得より優遇されており、他の所得とは切り離して計算する分離課税となっております。
その計算方法は次の通りです。
退職所得金額=(退職金の収入金額−退職所得控除額※)×1/2
※退職所得控除額とは
勤続年数が20年以下・・40万円×勤続年数(最低80万円)
勤続年数が20年超・・・70万円×(勤続年数-20年)+800万円
(注)勤続年数に1年未満の端数があるときは1年に切り上げ。
例えば、勤続30年で2,000万円の退職金を受け取った場合には、2,000万円から退職所得控除額の1,500万円を差し引き、残りの500万円を2分の1にした250万円に対して税率を掛けます。
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